中四国最大級の 撮影スタジオが香川県高松市にオープン

(株)ジーワークス(東京都中央区 吉川賢司代表取締役)は、6月12日に中四国最大級の撮影スタジオ「SITE(サイト)V」を香川県高松市にオープンした。

(株)ジーワークスは、建設機械用アタッチメントメーカー(株)タグチ工業(岡山市北区 田口博章代表)のグループ会社で、インハウスのクリエイティブチームとして製品画像や動画、WEBサイトの制作、展示会の企画や人材採用の支援、企業のVI作成など、ブランディングやプロモーションの提案を行っている。

「SITE V」のメイン、第1スタジオは、普通車や小型船舶、クレーン車、高所作業車、油圧ショベルなどの大型建設用重機の撮影も可能な広さ。

「大きさだけでなく、最大の特徴は、特撮技術バーチャルプロダクション(VP)で、映画のような光景を撮影できることです」と吉川代表。

バーチャルプロダクションとは、俳優や撮影スタッフが足を運ぶことなく、まるでロケ地で撮影しているかのようなリアルな映像が撮影でき、いまやハリウッド映画ではなくてはならない撮影法である。近年、韓国ドラマや国内のCM等でも使われ始めている。 また、グリーンバックで撮影して後でCG合成する方法とは、リアリティさも手間も異なる。

「SITE V」では、メインとなる巨大LEDスクリーン(幅10.5m×高さ6m)、さらに左右サイドと天井にLEDスクリーンを設置。このLEDウォールに映し出した映像を背景に、被写体と同時に撮影を行う。また、カメラに連動して、スクリーンの映像も動くため、クルマなどの被写体に写り込む光も、違和感なく再現できる。

さらに雪や雨の演出、夕暮れなどの時間軸の設定も自由自在。

これにより、海外ロケに行ったものの天候に左右されたり、思ったアングルが撮れず、撮影し直したりなどのコストも省くことができる。

「瀬戸内には世界に誇る企業がたくさんあるので、ぜひPR活動に使ってもらいたい」と、都心の同規模の施設より安価な料金設定を予定している。

2階は、高さ5m、防音設備(※完全防音ではない)のスタジオで、後方にはキッチンが完備されている。主にライブコマースなどの動画配信で使用することを想定して作られた、ユーティリティスペース。 「ギャラリー、セミナー、各自治体のイベントでの利用もきるので、予算についてもご相談ください」

その他、カメラ・ドローン・照明などレンタルのみも可能。 また、同社では、SNSコンテンツを企業内で内製化したい会社や、3DCGなど、実践的な映像制作を学びたい社会人・学生を対象にしたスクールの開設も予定している。

第1スタジオ:面積376m2(113坪)、高さ9m 第2スタジオ:面積97m2(29坪)、高さ5m 「SITE V」 香川県

高松市上林町678-1   https://g-works.online/site-v

 

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