【訪日外国人旅行者が訪れる春の人気上昇エリアを分析】 増加率ランキング全国8位に香川県観音寺市。お花見、イベント、周遊観光を楽しむインバウンド観光客達の姿。

株式会社ナビタイムジャパン(東京都港区、大西 啓介社長)の移動データ事業は、訪日外国人観光客向けのナビゲーションアプリ『Japan Travel by NAVITIME』の利用状況から、2024年の春に訪日外国人旅行者の滞在が増加している地域の分析結果を発表した。

 現在、全国各地で訪日外国人旅行者が増加する中、日本政府観光局(JNTO)の発表によると、2024年4月「訪日外客数は300万人超え、前年同月比56.1%増」となった※1。

 訪日外国人旅行者の関心と需要の高まりを踏まえ、ナビタイムジャパンが提供する訪日外国人向けの観光ナビゲーションアプリの利用状況から、春季に人気が上昇している市区町村を分析した。

<分析内容>2023年3月~5月と2024年3月~5月を比較し、訪日外国人旅行者の滞在数が増加したエリアを分析

※この分析には、ナビタイムジャパンが提供する訪日外国人観光客向けナビゲーションサービス(『Japan Travel by NAVITIME』)から同意を得て取得したインバウンドGPSデータと属性アンケートを用いている。
※「滞在」の定義は、30分以上同一1kmメッシュ内で測位が確認された状態。
※1 日本政府観光局:訪日外客数(2024年4月推計値)https://www.jnto.go.jp/news/press/20240515_monthly.html

 

■分析結果    訪日外国人旅行者の春季の人気上昇TOP10

トップの神奈川県南足柄市は、2023年の滞在数から32.00倍の増加、続く福井県勝山市は24.00倍の増加となりました。各地の桜の名所が多数ランクインしているほか、今年、初めて春に開催されたF1日本グランプリの開催地である三重県鈴鹿市、ビーチやサンセットが美しい沖縄県今帰仁村、沖縄県浦添市なども滞在数を伸ばしている。

香川県観音寺市が3.86倍で堂々の全国8位にランクインした。四国では唯一のランキング上位に入る人気を示した。

観音寺市の代表的な観光スポットには、

銭形砂絵「寛永通宝」

(象ヶ鼻展望台・琴弾公園)

高屋神社「天空の鳥居」

豊稔池堰堤(豊稔池遊水公園)

雲辺寺ロープウェイ(雲辺寺山頂公園)

観音寺市ちょうさ会館

四国八十八ヶ所霊場 第69番 観音寺他の霊場札所の寺が点在

 

■訪日外国人滞在数増加率ランキング
訪日外国人観光客向けナビゲーションサービス『Japan Travel by NAVITIME』2023年3月~5月と2024年3月~5月を比較

1 神奈川県 南足柄市 32.00倍
2 福井県 勝山市 24.00
3 三重県 鈴鹿市 7.17
4 大分県 宇佐市 6.80
5 沖縄県 今帰仁村 5.71
6 群馬県 嬬恋村 4.40
7 奈良県 高取町 4.17
8 香川県 観音寺市 3.86
9 奈良県 桜井市 3.85
10 沖縄県 浦添市 3.67

 

●移動データ事業について
ナビタイムジャパンの移動データ事業では、道路交通や公共交通、国内観光や訪日外国人について、移動に関する各種ビッグデータを活用した分析を行っている。(HP:https://data.navitime.co.jp/

●「インバウンドGPS」データについて
「インバウンドGPS」データとは、ナビタイムジャパンが提供する訪日外国人観光客向けナビゲーションアプリ『Japan Travel by NAVITIME』(https://www.navitime.co.jp/pcstorage/html/japan_travel/english/)にてユーザーの同意を得て取得された、訪日外国人観光客の移動に関するデータ。

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