【香川県高松市】地域包括ケアシステムの一翼を担う在宅診療支援 あおぞら診療所

 「しっかり患者と向き合える、在宅医療に携わりたい」

 在宅診療支援 あおぞら診療所(高松市栗林町)の稲毛達朗院長は兵庫医科大学を卒業後、関東の総合病院、大学病院で泌尿器科、緩和ケア科に勤務。緩和医療に従事するなかで、自宅に帰りたくても帰れない患者、家族の願いを叶えるため、訪問診療を主軸に地域の患者に寄り添っていく道を選んだ。

 地域の在宅療養支援診療所で経験を積み、故郷高松市に今年4月17日、同診療所を開院。

クリニック名には「闘病中は気持ちも落ちてくるが、澄み渡る青空を見ると元気になる。また、退院する際に最初に目に入る景色は空、しかも青空であれば、より気持ちが晴れやかになる。住み慣れた環境で小さな幸せを感じながら生活を送れるよう、幸せを届けられる事業所でありたい」と想いを込めた。

 訪問診療は、高松市及び周辺エリア。

 連携する総合病院、ケアマネージャー、訪問看護ステーションなどからの紹介、依頼を受けて末期患者の緩和ケア、慢性疾患の治療、在宅での麻薬点滴など処置をおこなう。

 現在、2名の看護師と医療クラーク、院長を合わせ4人のチームで、エリア内の患者に対し24時間365日対応を続けている。

 顧問を務める、みどり合同税理士法人グループの㈱みどり医療経営研究所(白川哲也代表取締役)は、「在宅専門医が不足している現状から医療機関、介護事業者、居宅介護支援調剤薬局等とのアライアンスで、地域包括ケアシステムの一翼を担い、34歳の若さとバイタリティで活躍して欲しい」と大きな期待を寄せている。

香川県高松市の訪問診療・在宅療養支援診療所「あおぞら診療所」
香川県高松市の在宅療養支援診療所です。あおぞら診療所は訪問診療を中心とするクリニックで在宅医療や緩和ケアを含む看取りまで一貫した医療ケアを提供できることを目指し、「どんなに病気が重くても、思い出の詰まったご自宅や地域の中で暮らしたい」という...
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