【東かがわ市】における献穀田の設置は、昭和33年(粟)から10度目、新嘗祭(令和6年11月23日)に献納。

 宮中でおこなわれる新嘗祭(令和6年11月23日)に献納する穀物(米)を栽培する令和6年新嘗祭献穀田が、東かがわ市水主地区に設置され、5月9日、最初の作業となる播種式(種まき)が実施された。

献穀者は、同地域在住の六車数己(70歳)さん。東かがわ市水主一五七三に設置された斎田は約190aの規模。

 献納米の品種は「あきさかり」で、献納量は1升。

神事に続きおこなわれた播種式は、献穀者の六車さん夫婦、後継者の六車智幸さん夫妻、東かがわ市稲作文化伝承事業実行委員会 上村一郎会長(東かがわ市長)、池田豊人香川県知事JA香川県 村川 進代表理事理事長、地元選出の県議・市議ほか関係者が出席した。

実行委員会の上村会長は「参加者の祈りを受けて蒔かれた籾が、水主米の里の天の恵みと、地の愛しみを受け健やかに成長し、実りの秋を無事迎え、名誉ある務めを滞りなく納めることができるよう祈念したい」とあいさつ。

 

来賓の池田知事からの祝辞を受け、大役を務める献穀者の六車さんは「黄金色に輝く豊穣の秋を迎えるべく、最大限の努力を傾注する」と決意を示した。

 今後、6月8日に田植式、9月18日に抜穂祭、10月下旬に献納式を予定している。

東かがわ市における献穀田の設置は、昭和33年(粟)から10度目。米は、6度目となる。

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